2018年のバンコクは大気汚染が最悪というのはご存知でしょうか。日本でも騒がれているPM2.5の数字が、ここバンコクでも今年はヤバいことになっているんです。バンコクの大気汚染について、これからバンコクに来られる方のために最新情報をご紹介します。
バンコクの大気汚染は今どれくらい?
皆さんは、最近タイ・バンコクに来られていますでしょうか。昼間に飛行機がバンコクに到着するときのバンコク市内がガスっている空の中を降下してくることはなかったでしょうか。
実は、タイのバンコクは2018年になってからというものどんどんと大気汚染がひどくなっている状況です。2018年2月には、米環境保護局が定める「極めて健康に良くない」とされる201以上の数字をたたき出しました。
これは、雨が降らない乾季のため、一気に数字が急上昇したと思われます。
雨季になってからはある程度、収まってはいましたが、最近、雨季が明けてまたも、PM2.5の数字が上昇し始めています。
現在のPM2.5の数値はこちらから見れます。

タイ・バンコクもこれからの乾季が、PM2.5の数値も上昇傾向なので注意が必要です。
大気汚染に関する数値PM2.5とは?
大気汚染で問題となっているPM2.5の数字は、AQIという米環境保護局の空気質指数で健康への影響を判断できるようになっています。
0から50が良いと言われる数字で、51から100が並み、101から150が敏感な人には良くない状態、151から200は健康に良くない状態、201から300は極めて健康に良くない状態、301から500は危険となっています。
101を超えてくると健康にも影響が出るレベルで、このレベルの数字が頻繁にバンコクでは検知されています。
バンコクの大気汚染の原因とは?
タイ・バンコクでの大気汚染の原因ですが、様々な要因が重なって今のような状況になっています。
タイは昔からラヨーンなどの工業地帯では重化学工場や石炭火力発電所からのばい煙が問題となっていて、それらがバンコクへも飛来してきます。
また、バンコクは世界第二位の渋滞国家という不名誉な勲章もあるくらい自動車が多いです。そのため、排気ガス、特に古いバスの排気ガスはすごいことになっています。
それに、いま、バンコクはコンドミニアムや高架鉄道などの建設ラッシュです。そのため、粉じんもかなり舞っています。
それと、もうひとつ、最近はバンコク周辺での野焼きなども原因となり、PM2.5の数値が急上昇しています。
これらすべてが要因となり、今、バンコク市内のPM2.5の数値が上昇しているんです。
バンコクの大気汚染への対策方法
バンコクの大気汚染の対処方法ですが、もっとも有効な手段は、外出を控えるということになりますが、タイ・バンコク、しかもタニヤまで来て外出を控えるというのは難しいと思いますので、次の対策をしっかりと考えてください。
外出時は、PM2.5に対応するマスクを着用してください。安物のマスクを購入すると、マスクの隙間から粉じんも入ってしまうので、自分のフェイスに合ったマスクを購入するようにしてください。
PM2.5に対応するマスクは、「N95マスク」が有効とされていますので、日本で購入して持ってくるようにしましょう。
タイでももちろん購入できますが、日本よりも高いこともあるので、日本での購入をおすすめします。
せっかくのタイ・バンコクのタニヤでの遊びもPM2.5の影響で、喉がやられたり痰がでてしまったりでは楽しくないので、PM2.5に対応するマスクを着用しましょう。
それでもタニヤは大気汚染にも負けない魅力がある!
それでも、タニヤはこの大気汚染にも負けないほど、連日、観光客で盛り上がっています。
それだけ、タイ・バンコクのタニヤは人々を惹きつける魅力があるのでしょう。
そんな魅力たっぷりのタニヤで遊びを満喫するには、健康もとても大切です。
ぜひ、PM2.5の数値には注意して、PM2.5に対応するマスクは日本から持参するようにしましょう。