タイはご存じのように日本と同じように仏教国でもあります。日本の信仰心とは比べ物にならないほど仏教に対する信仰が深い国です。
そんなタイの首都バンコクにもたくさんの寺院があります。タイガールとの寺院巡りもおすすめです。バンコクやその周辺でおすすめな寺院を厳選してご紹介します。
バンコクでおすすめな寺院をご紹介!
タイは、国民の95パーセントが仏教徒という仏教国ということもあり、タイ全土にたくさんのお寺があります。そして、タイ人は、ことあるごとにお寺に行って、タンブン(徳を積む)しています。
タイでは、このタンブン(徳を積む)することで、来世でより良い人生が待っているということもあり、タンブン好きでもあります。
また、タイの首都バンコクにもたくさんのお寺があちこちに点在していて、外国人観光客にとっては、人気の観光スポットにもなっています。
タイ人は、お寺でのタンブンが好きということもあり、タイガールとのデートにもおすすめなスポットになるということは言うまでもありません。お寺好きのタイガールは、良い子も多いという噂もあるくらいですから、ぜひともバンコクのお寺にタイガールと行ってみてはいかがでしょうか。
タイは同じ仏教国?!
皆さんは、日本でお寺に行く機会ってどれくらいの頻度でしょうか。ほとんどの人は、初詣の時くらいではないでしょうか。タイは、日本と同じ仏教国でありながら、日本とは比べ物にならないくらい仏教に対する信仰心が高いです。月に何度も仏教にちなんだ日があり、タイ人はせっせとタンブン(徳を積む)に励みます。
日本とタイは、同じ仏教国ではありますが、正確に言うと少し違うんです。
タイの仏教は、上座部仏教と呼ばれていて、戒律がなかなか厳しいものです。なんと、その戒律の数、227もあるというのですから驚きです。タイの出家僧は、その2274もの戒律を守って生活しています。
一般の在家信者も5つの戒律を守って生活している人も多いです。
5つの戒律は、生き物を殺さないこと、盗みを働かないこと、間違った性行為をしないこと、嘘をつかないこと、お酒を飲まないことです。
方や、日本の仏教は、大乗仏教で、僧侶に教えを説いてもらうだけで、誰でも悟りを開くことができるというものです。意外に、あっさりとした仏教ではありませんか。
日本の僧侶が結婚もできるというと、タイ人の人はとてもびっくりするんです。タイの仏教からすると、日本の仏教は甘いと言われるのはこんなところにもあります。
日本のお坊さんのイメージは、「坊主丸儲け」などの言葉があるようにあまりいものではありませんが、ここタイでは、227もの戒律を守っているということで、尊敬の対象になっています。
バンコクの観光といったら寺院巡りは外せない!
バンコクの観光で、やはり、寺院巡りは外せないのではないでしょうか。最近では、BTS(高架鉄道やMRT)もどんどん延伸されていて、バンコク市内の寺院にもだいぶ行きやすくなりました。
また、チャオプラヤ川沿いには、高島屋があるアイコンサイアムなどの商業施設もできたことから、ショッピングプラスアルファーで、寺院巡りもおすすめです。
タイガールにとっても、寺院巡りは人気があるので、きっと喜んでもらえるはずです。ショッピングプラス寺院巡りは最強のプランとなるはずです。
チャオプラヤ川沿いに佇む寺院周辺には、おしゃれなレストランもあり、特に夕刻になるとオレンジ色に染まったバンコクの空に浮かび上がる寺院とのコントラストは必見です。日没に合わせて、寺院巡りをするのもおすすめです。タイガールとのロマンティックな時間を過ごすことができるでしょう。
バンコクで行かないわけにいかない三大寺院
ここでは、バンコクで行かないわけにはいかないであろう三大寺院についてご紹介しましょう。バンコクにきて、寺院巡りをするのに、まずはこのバンコク三大寺院を巡ってください。タイガールも何度も行っているところでもあるので、場所も行き方も良く分かっているはずです。
そのバンコク三大寺院は、「ワットプラケオ」と「ワットポー」、「ワットアルン」です。まずは、このバンコク三大寺院をめぐることで、タイの寺院のなんたるかと知る機会にもなります。また、この三大寺院は、それぞれの寺院がチャオプラヤ川沿いにあり、ツーリングボートで楽々移動もできるのでおすすめです。それぞれの寺院が近いということもあり、効率よく寺院巡りを楽しむことがでいます。
一日あれば、ゆっくりとバンコク三大寺院は、巡ることができます。サクッと回るのであれば、半日でも大丈夫でしょう。
また、このバンコク三大寺院の周辺には、アイコンサイアムや観覧車のあるアジアティーク ザ リバーフロントなどの商業施設も多いので、ショッピングやディナーを楽しむことができるのでおすすめです。
それでは、バンコクの三大寺院をご紹介していきましょう。
別名エメラルド仏寺院の「ワット・ プラケオ」
最初にご紹介するバンコク三大寺院は、「ワット・プラケオ」です。ワット・プラケオは、別名エメラルド仏人とも呼ばれています。バンコク三大寺院の中でも、もっとも格式の高い寺院となっています。それもそのはず、王室の守護寺でもあり、さらには仏塔にはブッダの遺骨が納められているのだとか。
そのために、信仰深い仏教徒の方々がタイ全土からやってくるほど人気のスポットです。真っ白の外壁に囲まれた敷地内には、黄金に輝く仏塔が美しい寺院でもあります。
外国人観光客は、入場料が500バーツとバンコクの寺院の中でももっとも高い入場料です。タイ人は無料となっています。
BTSサパーンタクシン駅にあるサトーン船着き場からボートでター・チャン船着き場(NO.9)で下車するとすぐです。
タイの伝統芸能でよく見る鬼神の「ヤック」がこの寺院をあちこちで守っているかのように、飾られています。経堂の近くには、ラーマ4世が作らせたと言われている「アンコールワットの模型」も見ごたえがあります。
ワット・プラケオの本堂には、エメラルド色の仏像が飾られていて、これは、「エメラルド仏」と呼ばれていて、時の王によって、ランパーン、チェンマイ、ラオスと渡り歩いて、1778年にバンコク(トンブリー王朝)へと運ばれてきました。
寝釈迦仏で有名な「ワット・ポー」
次にご紹介するバンコク三大寺院は、「ワット・ポー」です。ワット・ポーは、寝釈迦仏でも有名な寺院になります。バンコクでもっとも古い寺院で、アユタヤ王朝末期に建てられて、寝釈迦仏も200年までに設置されたものです。
バンコクでもっとも歴史を感じることのできる寺院なのでおすすめです。さらには、タイ・マッサージでも有名であることはご存じでしょうか。タイマッサージの総本山ということもあり、ここでタイ人の方もタイ・マッサージについて学んでいます。
そのため、寺院内でタイ・マッサージを受けることができるので、寺院巡りで疲れた足を癒すこともできるのでおすすめです。
ワット・ポーへの行き方ですが、BTSサパーンタクシン駅にあるサトーン船着き場からボートで、ワット・アルン船着き場(NO.8)で降りたら、対岸へと移動するために渡し船に乗船してください。ワット・アルンの対岸にあるのが、ワット・ポーになります。
外国人観光客は、入場料が200バーツで、タイ人は無料となっています。
見どころはなんといっても、やはり、この寝釈迦仏である涅槃仏です。ラーマ3世の時代に、なんと17年もの歳月を費やしたと言われています。なぜ、お釈迦様が寝ているかというと、悟りを開いたお釈迦様が、涅槃に入る前の寝姿を現しているのだとか。
このお釈迦様の足裏もしっかりとみてください。繊細な絵柄は、仏教の宇宙観を現しているそうで、とても美しい絵柄をしています。
暁の寺として日本人にも馴染み深い「ワット・アルン」
次にご紹介するバンコク三大寺院は、「ワット・アルン」です。は、正式名称をワット・アルンラーチャワラーラームといい、暁の寺とも呼ばれ、日本人にも馴染み深い寺院でもあるんです。なぜ、日本人にとってこのワット・アルンがなじみの深いものかというと、三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台にもなった寺院のためです。
タイ人の人にとっても馴染みのある寺院で、10バーツ硬貨にも描かれている寺院だからです。寺院内へと入ると、白い大きな仏塔が印象的な寺院で人気があります。陶器を使った装飾は絢爛豪華で美しいです。
ワット・アルンの見どころというと、夕刻から夜にかけて、暁の刻にシルエットで浮かび上がるその姿です。また、夜になると、ライトアップもされることから対岸のレストランからは、闇夜に浮かぶワット・アルンを楽しむことができます。
ワット・アルンへの行き方ですが、BTSサパーンタクシン駅にあるサトーン船着き場からボートで、ワット・アルン船着き場(NO.8)で降りたらすぐです。
外国人観光客は、入場料が50バーツでバンコク三大寺院の中ではもっとも安い入場料となっています。タイ人はもちろん無料です。
バンコク三大寺院のおすすめの巡り方
ここまで、バンコクの三大寺院であるワット・プラケオやワット・ポー、ワット・アルンをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
このバンコク三大寺院を巡る際には、おすすめの巡り方があります。まず、位置関係ですが、ワット・プラケオの隣がワット・ポーなので、まずはこちら側から見に行くようにしましょう。また、ワット・プラケオは一番早くに閉門となるので、順番としては、ワット・プラケオ→ワット・ポー→ワット・アルンの順番が良いでしょう。
また、ワット・プラケオがもっとも見学時間がかかると思うので、ワット・プラケオで2時間、ワット・ポーで1時間、ワット・アルンで1時間という目安で周りましょう。
そして、できることならば、ワット・アルンの見学が終わったころに夕刻あたりに合わせて回ると、ワット・アルンの対岸のレストランで、オレンジ色に染まった空にシルエットで浮かぶワット・アルンやライトアップした美しいワット・アルンを楽しむことができるのでおすすめです。

バンコクでそのほかにおすすめな寺院
ここでは、そのほかのバンコクのおすすめ寺院をご紹介しましょう。バンコクには、これまでにご紹介したバンコク三大寺院以外にもまだまだおすすめの寺院があるんです。すでに、バンコク三大寺院を回っている方には、特に、ここからご紹介する寺院の情報を参考にしてみてください。
歴代国王の像が安置されている寺院やチャイナタウン観光とともに楽しめる寺院、国王ラーマ1世が手掛けた寺院など見どころもたくさんあります。
タイ最古の仏教大学もある「ワット マハタート」
最初にご紹介するバンコクでおすすめな寺院は、「ワットマハタート」です。ワットマハタートは、タイ最古の仏教大学がある寺院でもあります。タイの世界遺産であるアユタヤ遺跡の構成要素にもなっている寺院です。
バンコクからアユタヤまではおよそ車で1時間くらいです。ホテルやツアー会社でバンによるツアーなども開催されています。朝から出かけて午後に戻ってくるタイプのツアーが多いです。
ワットマハタートは、13世紀のアユタヤの歴史を振り返るには見ておきたい寺院のひとつです。ビルマ軍の侵略によって破壊されつくした様子がわかる寺院で、皆さんも良く写真でも見たことがあると思いますが、木の根のから覗く仏頭や頭部がない仏像などで記憶している方もいるのではないでしょうか。
夜にはライトアップもされて、美しい光景を見ることができます。ワットマハタートの入り口付近に、美味しいフレッシュジュース屋さんがあるので、見学のあとには、そこで一服すると良いでしょう。
別名鉄の城と呼ばれる「ロハ プラサート」
次にご紹介するバンコクでおすすめな寺院は、「ロハプラサート」です。ロハプラサートは、別名鉄の城とも呼ばれている寺院です。ラーマ 3 世によって、1846年に建立されたもので、37 種の善行を現すと言われている37本もの尖塔が印象的な寺院です。
正方形をベースに、鉄の尖塔を持つこの建物は、歴史上的にも大変貴重なもので、現存するこの手の建物で最後のひとつと言われています。このあと紹介するワット・サケットからも近いので、セットで見学をすると良いでしょう。また、近隣にはカオサンロードもあるので、街の散策もおすすめです。
カオサンロードは夜になると、クラブも華やかな通りなので、その時間に見学が終わる感じで時間割を組むといいかもしれません。
37本もの尖塔は黄金色でとても絢爛豪華な雰囲気を味わうことができます。
外国人の入場用料はひとり20バーツととてもリーズナブルです。バンコク三大寺院と比べると、観光客も少ないので、ゆっくりと楽しむことができるのでおすすめです。
最上階からは、バンコクの旧市街を眺めることもできるので、意外にも穴場の寺院かもしれません。
歴代国王の像が安置されている「プラサート・プラ・テーピドーン」
次にご紹介するバンコクでおすすめな寺院は、「プラサート・プラ・テーピドーン」です。プラサート・プラ・テーピドーンは、歴代の国王の像が安置されている寺院です。プラサート・プラ・テーピドーンは、王宮内にある黄金の仏塔で、その神々しいほど輝いている仏塔は、とても美しいので必見です。
このプラサート・プラ・テーピドーンには、縁の下の力持ちたちがしっかりと建物を支えているんです。その縁の下の力持ちたちは、タイの伝統芸能でもよく目にする「ヤック」という鬼神と「モック」という猿神です。ヤックは靴を履いていて、モックは猿なのではだしです。
天までそびえたつような黄金の仏塔は、歴代のタイ国王の像が納められるのにもふさわしい仏塔になります。
このプラサート・プラ・テーピドーンですが、なんでも、ラマ1世がご両親にささげるために造られたと言われていますが、現存していて見学できるのはラマ4世の時代に再建された仏塔のみです。
黄金の仏塔が美しい「ワット サケット」
次にご紹介するバンコクでおすすめな寺院は、「ワット サケット」です。ワット サケットは、黄金の仏塔が美しい寺院として知られています。カオサン通りから徒歩15分ほどで、さきほどご紹介した「ロハプラサート」からもすぐなので、セットで楽しむことができるのでおすすめです。
アユタヤ王朝であったころから存在していた寺院で、歴史があります。敷地内には、黄金の丘と例えられている「プーカオ・トーン」という仏塔が見どころのひとつとなっています。「プーカオ・トーン」は拝観料が20バーツかかります。
この黄金の仏塔プーカオ・トーン」には、344段のらせん階段があり、上まで登っていくとバンコクの旧市街を眺めることができるので、この20バーツはかなりお得感がありおすすめです。
通称、「ワット・プーカオ・トーン」と言われるほど、この黄金の仏塔は有名なんです。
チャイナタウン観光とともに楽しめる「ワット トライミット」
次にご紹介するバンコクでおすすめな寺院は、「ワット トライミット」です。ワット トライミットは、チャイナタウン観光とともに楽しむことができる寺院です。MRT(地下鉄)フアランポーン駅から徒歩10分ほどの場所にあるヤワラー通りの寺院で、チャイナタウン観光とともに楽しめる寺院としておすすめです。
このワット トライミットには、700年前に作られたと言われている仏像があることでも知られています。なんと、この仏像ですが、廃寺だったワット・プラヤーグライの取り壊しをする際に、漆喰が割れた中にあった黄金の仏像ということで、廃寺の取り壊しによって見つかった貴重な仏像です。この黄金の仏像ですが、5.5トンもの金で作られているということで、大変見ごたえのある仏像でおすすめです。
こちらワット・トライミットは、通称黄金仏寺院と言われ、入場料は40バーツとなっています。午前中からワット・トライミットの参拝を終えて、ランチにはチャイナタウンでランチをして、その後は散策を楽しむプランがおすすめです。
国王ラーマ1世が手掛けた「ワット スタット」
次にご紹介するバンコクでおすすめな寺院は、「ワット スタット」です。ワット スタットは、国王ラーマ1世が手掛けた寺院として有名です。MRT(地下鉄)フアランポーン駅からタクシーで早ければ5分、渋滞していても10分ほどで到着できるバムルン・ムアン通りにある寺院です。
19世紀初頭のラマ1世の時代に建立された寺院で、スコータイ時代に納められたというタイ最大の青銅の仏像「シーサカヤムニー仏像」が見どころのひとつです。この「シーサカヤムニー仏像」ですが、なんでも仕事運にご利益があるということなので、皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。
それと、この「シーサカヤムニー仏像」とともに有名なのが、寺院の前に立てられている朱色の鳥居ではなく、朱色のブランコなんです。しかも、かなり巨大なものです。「シーサカヤムニー仏像」の存在をかき消してしまうほどの巨大ブランコなんです。なんとも、テーマパークのような感じの寺院が人気です。
かつては、儀式でこのブランコを実際に司祭が漕いでいたというのですから驚きです。今では、危険ということでこの儀式は中止になっているようです。とても賢明な判断ではないでしょうか。
それから、目を見張るのは、「シーサカヤムニー仏像」が安置されている場所の壁は、四方八方に絵画が描かれています。
これは、きっとバンコクでもっともアートチックな寺院ではないかと思うほど、素晴らしい絵画を見ることができます。
別名大理石寺院の「ワット ベンジャマボピット」
次にご紹介するバンコクでおすすめな寺院は、「ワット ベンジャマボピット」です。ラマ5世の時代に建てられたお寺で、タイの近代化の父と言わえているラマ5世が西洋の文化を取り入れた素晴らしい寺院です。
その通称を大理石寺院ともいわれている通り、床には大理石を使っていたり、ステンドグラスがあるなど、ところどころに西洋の文化を感じることのできる寺院でおすすめです。
BTSパヤタイ駅からタクシーでアクセスするのがもっともよい行き方になります。
外国人観光客は、入場料が50バーツ必要になります。
美しいオレンジの屋根に特徴のある寺院で、白い壁とのコントラストはインスタ映えします。回廊の先には、橋があってその橋を渡ると広々とした庭があります。芝生の気持ち良い庭です。
ワット ベンジャマボピットは、もちろんメジャーな寺院ではないため、観光客も少ないので、タイガールとゆっくりとタンブンをするにはぴったりなスポットではないでしょうか。
バンコクの寺院で注意しておきたいこと!
ここでは、バンコクの寺院を巡る際に注意しておきたい点がいくつかあります。
まずは、服装ですが、基本的には露出度の高い洋服はNGになります。女性のミニスカートやキャミソール、男性でも短パンやタンクトップなどは控えた方が良いでしょう。また、ビーチサンダルのようなものもやめた方が良いです。寺院によってはサンダルは大丈夫な場合がありますが、特に、バンコク三大寺院のワット・プラケオはもっとも厳しいので、注意が必要です。
さらに、本堂に入る際には、帽子やサングラスの着用もNGになります。また、本堂の中は土足厳禁です。仏像の前で手を合わせる時にも同様に靴を脱ぎます。
また、本堂などに入る際の敷居を踏んで入らずに必ず跨いで入ってください。
それから、女性は僧侶に触れてはいけません。
仏像よりも高い位置に立ったり、足を向けてはいけません。よく写真を撮る際に寝転がって撮影する観光客がいますが、絶対にやってはいけません。
バンコクから日帰りで行けるおすすめ寺院
ここでは、バンコクから日帰りで行けるおすすめ寺院についてご紹介しましょう。バンコク市内だけでなく、その周辺にもたくさんの寺院がありますが、日本人観光客にも人気のある寺院をいくつかご紹介します。
バンコク周辺の人気の寺院は、車でおよそ1時間から2時間ほどの場所にあるので、日帰りで十分楽しむことができます。人気に寺院には、ロトゥ(バン)なども出ているので行きやすいです。
ピンクの象・ガネーシャは有名な「ワット・サマーンラッタナーラーム」
最初にご紹介するバンコクから日帰りで行けるおすすめ寺院は、「ワット・サマーンラッタナーラーム」です。ワット・サマーンラッタナーラームは、ピンクの像であるピンクガネーシャが有名な寺院です。BTSエカマイ駅にある東バスターミナルからチャチュンサオ行きのバスが出ています。所要時間はおよそ2時間で、そのチャチュンサオのバスターミナルからはソンテウで30分ほどです。
また、バンコクからロトゥ(バン)などのツアーも人気です。
ワット・サマーンラッタナーラームは、ピンクの象・ガネーシャで有名な寺院で、一度は写真で見たことがあるのではないでしょうか。ここの寺院は、もともとは、これほどまでに観光客は来て今円でしたが、タイ人にとっては、なんでも願い事がとんでもない速度で叶うとかで人気があった寺院です。
寺院内に入っていくと、まるでテーマパークのような雰囲気を味わうことのできる寺院です。ピンクのガネーシャはもちろんのこと、2匹の龍のオブジェや巨大な真っ白なお釈迦様がいたりとカラフルです。
あのピンクの象・ガネーシャの周りには、7つのネズミの像があります。このネズミの像が願い事を倍速にも三倍速にもしてくれるんです。7つのネズミの像は、曜日によって色分けされていて、自分の誕生日の曜日ごとに色が塗られています。そのネズミの片方の耳に願い事を囁いてください。そうすると、そのネズミが伝通者として、ピンクの象・ガネーシャにお願い事を伝えてくれるのです。このときに大事なのが、願い事が外に漏れないように、願い事を囁いている間は、もう片方の耳はふさぐのを忘れないようにしてください。
また、この7つのネズミの像の他にも、金運に最大のご利益を発揮する2つのネズミの像もあるので、見つけてみてください。
ちなみに、タイの生まれ曜日と色ですが、
日曜日:赤
月曜日:黄
火曜日:ピンク
水曜日:午前が緑、午後が黒
木曜日:オレンジ
金曜日:青
土曜日:紫
となっていますので、間違えないようにネズミを選んでから願い事を囁いてみてください。
レンタカーなどで行かれる方におすすめなのが、ワット・サマーンラッタナーラームへと向かう途中に、エビ焼き屋さんがあります。とてもプリプリで美味しいエビなので、帰りにランチに立ち寄るといいでしょう。
世界一高い仏塔のある「プラ・パトム・チェディ」
次にご紹介するバンコクから日帰りで行けるおすすめ寺院は、「プラ・パトム・チェディ」です。プラ・パトム・チェディは、高さがタイでもっとも高いと言われ、その高さは世界最大ともいわれている仏塔のある有名な寺院です。
ナコン・パトム駅から徒歩10分ほどの場所にあるので、フアラムポーン駅からゆらゆらと揺られながら、バンコクから1時間30分ほどでナコン・パトム駅に到着できるので、電車でののんびり旅にぴったりのスポットです。
白の外壁と褐色の仏塔、さらには建物の屋根は緑とそのコントラストの美しさにも定評がある寺院です。
なんでも、仏教がインドからインドネシア半島に入ってきた場所が、ここナコン・パトムと伝えられ、あのインドのアショーカ王がインドネシア半島で初めて寺院を立てたのが、ここプラ・パトム・チェディの地であったという言い伝えがあります。
プラ・パトム・チェディは、夜になるとライトアップも施されて、幻想的な雰囲気になる寺院でもありますが、ほとんどの観光客はこの幻想的な姿を見ることなく、日帰りでバンコクへと戻ってしまいます。
プラ・パトム・チェディは、タイ王室の手厚い保護を受けていることもあり、外国人観光客にも人気があります。電車での日帰りで行くにも、とてものんびりとしているので、おすすめの寺院です。
近くでおすすめなエビ火山焼き
プラ・パトム・チェディの近くでは、エビ火山焼きなるものを楽しめるということで人気があります。
クンオッププーカオファイというお店が、プラ・パトム・チェディの近くにあります。ナコンパトム県でもっとも有名なレストランとして知られています。
その有名になった原因は、このエビの火山蒸し焼きなんです。火山のような鍋の中で、オイルで蒸し焼きにするのですが、その火山のような鍋からは噴火のように火が噴出します。その火が鎮火すると、エビが蒸し焼きにされているんです。
このエビの火山蒸し焼きはオイルがどろっどろで、カロリーなんて気にしていてはこのエビは食べることはできません。オイルまみれでかぶりついて美味しく頂きましょう。バンコクに長く住んでいる方でもまだ行ったことのない方も多いこのお店ですが、誰もが今までタイで食べたエビの中でもっとも美味しいと言わしめるエビを堪能できるのでおすすめです。
このエビの火山蒸し焼き以外にも、トムヤムクンやそのほかのタイ料理も抜群に美味しくて安いので、プラ・パトム・チェディまで行くのでしたら、ぜひとも、立ち寄ってほしいお店です。
大きなエビが1kg760バーツで、小さなエビが1kg550バーツととてもリーズナブルです。そのリーズナブルには秘密があって、お店の裏の生け簀で養殖をしているんです。そのため、リーズナブルにエビを提供できるというわけです。
バンコクからプラ・パトム・チェディにレンタカーで行く方は、Google Mapで「クンオッププーカオファイ」というお店を検索すると出てきますので、国道沿いなのですぐにわかります。
神秘的な寺院なら「カオ・ヨイ洞窟寺院」
次にご紹介するバンコクから日帰りで行けるおすすめ寺院は、「カオ・ヨイ洞窟寺院」です。カオ・ヨイ洞窟寺院は、洞窟内にある神秘的な寺院として知られています。場所は、ペッチャブリー県というバンコクから西に車を走らせて、さらに南へと下っていった場所にあります。車では2時間30分ほどでアクセスが可能です。
鉄道では、バンコクのフアランポーン駅からペッチャブリー駅へとアクセスが可能で、所要時間はおよそ3時間でのんびりとした鉄道の旅を楽しめます。ペッチャブリー駅からはソンテウなどを利用します。
バンコクからロトゥー(バン)も運行していて、所要時間はおよそ2時間です。かなり飛ばすので、冷や冷やするかもしれません。レンタカーなどでホアヒンやチャームなどのビーチリゾートへ行くのであれば、その行き帰りに立ち寄ると便利かもしれません。
カオ・ヨイ洞窟寺院は、バンコクからでも日帰りで行くことのできるスポットとして、タイのリピーターの人たちの次なる観光スポットとして人気があります。
カオ・ヨイ洞窟寺院は、タイの歴代の国王のゆかりの寺院でもあり、洞窟内へと入ると、空気がガラッと変わる感じがするはずです。歴史の重みもしっかりと感じることのできる寺院で、太陽の光線が洞窟の間から差し込んで、仏像を照らし出し幻想的な世界を作り上げます。
タイのパワースポットは数々あれど、これほどまでに幻想的な雰囲気の寺院はそうはないのではないでしょうか。タイに駐在で来られる方の駐在中に行っておきたいタイのスポットにもなっているくらい行ってみたい場所のひとつとなっています。
宇宙のような幻想的な絵画のある「ワット・パクナム」
次にご紹介するバンコクから日帰りで行けるおすすめ寺院は、「ワット・パクナム」です。ワット・パクナムは、宇宙のような幻想的な絵画が楽しめるインスタ映えで人気の寺院です。
ワット・パクナムは、ここ数年、日本人観光客が急増している寺院でもあり、その理由が日本でインスタ映えという言葉が流行るのと同時に、観光客に一気に人気が広まった寺院でもあります。そのインスタ映えのする理由は、敷地内にある大仏塔の中に入ると宇宙のような天井画とエメラルドに輝く仏塔とのコラボレーションがフォトジェニックということでインスタ映えスポットとして人気が爆発しました。
ワット・パクナムは、トンブリー地区という場所にあり、BTSタラートプル駅へとまずは向かいます。BTSタラートプル駅からはソンテウを利用すると便利です。
ワット・パクナムでは、入り口に日本語のパンフレットもあります。実は、このワット・パクナムは、日本の千葉県に支院があるんです。なので、日本人にもなじみのある寺院にもなります。
インスタ映えするスポットは、大仏塔のなんと5階にあります。天井の発色のきれいな天井画とエメラルドの仏塔を見ていると吸い込まれていきそうな感じになるくらい神秘的なんです。
インスタ映えスポットのワット・パクナムですが、あまりにも人気になりすぎて、常識をわきまえない日本人観光客が問題となっています。変なポーズで写真を撮りそれをインスタに投稿したり、寝そべって天井画の写真を撮ったりと非常識な人が増えていると寺院側も困惑しています。
タイの寺院は、タイ人にとって、とても神聖な場所です。その点に十分注意して、ワット・パクナムを楽しみましょう。
バンコクのおすすめ寺院をタイガールと寺院巡りしよう!
バンコクでおすすめな人気寺院を余すことなくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。インスタ映えするワット・パクナム寺院は、神秘的でとてもおすすめです。
バンコクの三大寺院にまだ訪れたことのない方は、ぜひとも、タイガールとともに訪れてみてください。タイガールの仏教に対する真摯な振る舞いを見ることもできるので、タイガールとともに、バンコクの寺院巡りをしてはいかがですか。